8月19日(火)有森裕子さんを講師に迎えて
- 企業研修
8月19日(火)『第一線で活躍する人から学ぶ講座』では、オリンピックの女子マラソン2大会連続で銀・銅メダルを獲得された、有森裕子さんを講師としてお迎えしました。
平成元年、リクルートに入社し、逆境の中、広報にプロ的活動を支援してもらえる環境の中、Jリーグで活躍する同学年の三浦知良選手からプロ意識の刺激を受けていたとのこと。
そして、オリンピアンであっても、引退後、第二の人生を確立できないアスリートが多い中、同郷・岡山出身の水泳選手として高校在学中の1964年に東京オリンピックに出場し、引退後、タレント・実業家・スイミングアドバイザーとして活躍された故・木原光知子さんや1984年にロサンゼルスオリンピックの体操競技で金・銀・銅メダルを獲得し、タレントとして活躍する森末慎二さんをお手本とされたことをお話ししてくださいました。
1998年にNPO法人「ハート・オブ・ゴールド」を設立され、スポーツを通じて途上国、とりわけカンボジアの子供たちの自立支援を継続されています。
公益社団法人 日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)理事に就任された意味としては、限られたスポーツ界の中にいると周りが見えなくなるが、外から広く社会的な目をもって意見を述べることで、当該組織を健全な状態に保つ役割を担っているそうです。
他にも、2020年の東京オリンピックに向けて、外務省スポーツ外交有識者会議に参加されていたり、公益財団法人「スペシャルオリンピックス日本」3代目理事長として、 知的障害のある人たちに様々なスポーツトレーニングとその成果の発表の場である競技会を提供する活動をなさっているとのことです。
有森さんは本当に真面目で気さくな方で、講座後の懇親会にもお付き合いいただきました。
ここでも2時間を超えるほど、色々なお話をしてくださいました。
有森さんの活動を、何らかの形で、微力ながら支援していければと思いました。